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  • 執筆者の写真MinaHomi

てぬぐいへのこだわり! Quality of our first textile product!


MinaHomi Design Workshopの春の新商品として、かねてから念願だったてぬぐいを制作しました!


きっかけは、高校の友人から「熊本から帰ることになったので、退職時にお世話になった人たちに何かプレゼントを渡したい!何か素敵なものを考えてもらえないかな?」という依頼をもらったこと。

何を隠そう、もともと前職では和雑貨のデザイナーをしていたので、てぬぐいは作ろうと思えばすぐに作れたところを、なんとなく会社と同じものを作るより別のものを作りたいなあと手をつけてこなかったのですが、今までわたしの描いてきたデザインの大きなテーマである「日本」の雰囲気が伝わったのか、ずっとたくさんの方から手ぬぐいが欲しい!というリクエストをいただいていました。

実際に久しぶりに手ぬぐいをデザインして形にしてみると、ワクワクが止まりませんでした! わたしが得意としているのは「手捺染」という染め方。細かな線が綺麗に出る、マリメッコの生地にも採用されている繊細な技法です。 大学時代は実際に自分の手で布を刷り、会社に入ってからは捺染の職人さんとやりとりしていたので、出来上がり方はバッチリイメージできます。できると、思ってました…が!! 今回の春の手ぬぐい「木蓮」と「白詰草」が届いた時にびっくり。 裏の色抜けがすごいのです!!!!! 普通は、捺染はどうしても裏の模様が不鮮明に白っぽくなってしまうんです。 わたしはそれが当たり前だと思っていたし、そのぶん表が美しければいい、裏が白くても実用には問題ないと思っていました。それが、この手ぬぐいは細かい柄の鮮明さはそのままに、裏もほぼ表に比べて遜色ないほど綺麗に色が抜けています。 裏抜けにこだわりがあるとは聞いていましたが、ここまでとは… この裏抜けを実現できるのは、糸が細めで薄手で布目のキメが細かいことや、「ネップ」と呼ばれる糸のムラがほとんど無いこと、そして職人さんの染め方も裏抜けへの強いこだわりあるから。手にすると、ずっと表裏をめくってはニヤニヤしてしまいます。

いつもの通り、超小ロットで制作しているためただでさえ高いのですが(製造業の妙で、ひとつのデザインを大量に作ればもう少し安くなるのです)、これは調子に乗って色んなデザインを作ってしまいそうな予感がします。笑

ギフト仕様にするため箱入りにしたい!と、ハンカチワークショップで制作した箱とメッセージカードを添え、先日無事発送が終わりました。 注文してくれた友人から 「手ぬぐいは、誰にどっちの柄をあげようか悩んでしまうぐらい、どちらも素敵だねー!おかげで最後に素敵な思い出ができそうです、ホントにありがとう!」 とメッセージが届き、チャレンジしてよかったなあと思いました。 箱の制作・梱包・発送をしてくれた妹のほみがいなかったらやり遂げられなかったことです。ほーみーも本当にお疲れさま!(余談ですが、お礼に熊本特産の晩白柚という大きな柑橘とトマトのお返しをもらい、ご当地の特産品柄を描きたい欲が高まりました)


また、インスタやミンネで発表したところ、値段を公表する前から予約してくださった方も…!ワークショップにご参加いただいた方も「すごく綺麗なので欲しいと思ってたのよ~!」と言って購入していただき、友人だけでなく色んな方に喜んでもらえたのも嬉しかったです。

現在ほみが制作してくれている新ホームページでも早速購入できるようになっていますので、ぜひ見てみてくださいね!(各柄10枚ずつくらいはまだ在庫があると思います)

実際に形になる商品制作はやっぱりすごく楽しいです。次の企画もお楽しみに〜〜! https://www.minahomi.com/netshop-1

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