木曜の撤収の日にばたんきゅうで寝てしまい、いつの間にか1日スリップして土曜日になってしまいました!
とうとう展覧会が終わってしまいました。 短いようで、たくさんの方がわざわざ遊びに来てくれて、たくさん説明して、興味を持ってもらえた長い1週間でした。消しゴムはんこパターン初の展覧会、そしてそれに向けて準備してきた2か月間、本当に貴重な経験をさせていただきました。
今回は展覧会をきっかけに、テキスタイルの制作や大判のタペストリーなど、パターンではこんなことも出来ますよーと口では言っていたけれど実践できていなかったことに挑戦することができました。
初めてやることはやっぱり大変だけど、楽しい!
いろんなインクを買って試してうまくいかなかったり、素材が見つからなくて妹に泣き言いいながら探し回ったり、自分で作ると決めた細かい図柄にキーっとなったり、部屋が狭すぎて大きい作品を踏まないように爪先立ちで制作したり、本当に楽しかったです。(白目)
そして実は今回の展覧会は、今までに経験がないほどたくさんの人に手伝ってもらいました。
作ったものに責任を持ちたいという気持ちが強く、自分の制作を誰かに手伝ってもらったことがほとんどないのです。
初めて賞をいただいた卒業制作ですら、自分の出来る範囲で制作していたのです。
やっぱり人それぞれ事情があるし、「手伝って」と言うのが怖いと感じてしまっていました。お願いすることに抵抗があり、自分が苦労したほうが楽だと思っていました。
でも、せっかくいただいたスペースに対してやりたいと思ったことが、自分ひとりの手では追いつかないくらいの作業量になってしまいどうしようか…と思っていたところ、今までワークショップに参加してくださった色んな方が手伝いを申し出て下さったのです。
結果的にひとりで苦労しているよりもたくさんのことができ、制作に協力していただいたことを楽しかったと言っていただきました。このことは、今までの自分の制作に対する姿勢を見直す出来事になるかもしれないな、と思いました。
一つ一つのお手伝いに関しては一度では書ききれないので、また別で書きたいと思っていますが、手伝ってもらった全員で作った合同展と言っていいくらいです。
ダメ元で会社の人も誘ったら遊びに来てくれました。
会社を辞めてしまった今、作ることが自分なりに人と関わることなのかなと思います。
さて、次の10月8日の秋の千代紙ワークショップはすぐそこ! 放心状態でしたが、そろそろ起きなければ!
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