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執筆者の写真MinaHomi

パターン×ブランディングデザイン!ブッシュクローバー編 その2 Cocktail Bar Bush Clover!


方向性が決まったら、今度は具体的な造形の段階です。

名刺のデザインでは裏に萩の原風景である「なまこ壁」をイメージした格子状にロゴマークを並べたパターンをあしらいました。繰り返し繰り返し使うことで、この模様を見ると「Bush Cloverだ!」と頭の中にイメージが紐づけられるようにしたかったのです。

裏面は白を基調にブルーの同系色でまとめながらも繊細で女性的なデザインになるよう心掛け、奥田さんの名前に「明」という字が入っていたので、月明かりに見立てた淡い黄色をアクセントカラーに使いました。

ショップカードにはヒアリングで伺っていた「カクテルを楽しんでほしい」というオーダーから考案した「Cocktail studies」というコーナーを設け、カクテルを自分で研究して知的に楽しめるような仕掛けを施し、ターゲットである大人の女性が何度も来て、どんどんカクテルに詳しくなりたいと思ってもらえるようデザインを考えました。


無事ツール類が納品されたことで、 「キレイな仕上がりですよ。👍何だか、ようやくお店になってきた感じがします❗」 とこれからお客さんにどんどん配りたいという意欲的なメッセージをいただきました。 コンセプトをちゃんと整理して、まとめて、それを目に見える形にしたことで、お客さんへ伝えたいという気持ちの追い風に繋がっているのだと思います。


MinaHomi Design Workshop初のツールデザイン、無事納品まで終わってホッとしています。ふいー。 今回すごく勉強になったのは、プロジェクトの進め方。さすが、これから場づくりをしたい方なだけあって、奥田さんのファシリテーションはすごかった…!

普通はクライアントとデザイナーのみで公開までやりとりを行うのですが、そこにドキュメンタリー係のマサさん・ターゲットイメージにぴったりななおみ先生の4人のチームでチャットを作って進めて行きました。そうすることで、当人達だけでは気づかない意見や素直な感想が出てきて、厚みのあるデザインやプロジェクトになります。周りの人を巻き込みながら、形にしていく…わたしも造形だけでなく、進行ももっと上手くなりたいなと思いました。

また、まだ出来ていないお店のデザインをすることで今まではこうだったから…というしがらみなく純粋に追究出来たのもよかったです。よくある例だと基本的には最初はデザインは適当に始めて、ある程度余裕が出てきたらリブランディングする例が多いので、初めての事例が新規店舗の立ち上げだなんてラッキーです。

名刺やショップカードのデザインにもありますが、お店は鶴岡八幡宮から徒歩5分! Barなのにお店が広くて敷居が低く、穏やかな店主にたくさんの種類のお酒を出してもらえる素敵なところです。

ぜひぜひ皆さん訪れて、実物を見てみてくださいね!

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