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執筆者の写真MinaHomi

サージカルテーププロジェクトの話!Making pattern design surgical tape!

かねてより進めていたminahomiデザインを使ったサージカルテーププロジェクト、周りの人には言いふらしていましたがもうすぐお披露目できるのでフライングで溢れ出る想いの丈を書こうと思います。


7月頃ブルーコンパス(@bluecompass.yokohama )に入会したばかりの頃に蜂谷さんに引き合わせていただき、メリーケアテープさんと出会いました。

Merry Care Shop(@merrycareshop)を運営する松下さんは、デザイン入りサージカルテープを作っている女性起業家さんで、子育て中のお母さんでもあります。 初めてご説明いただいた時は「サージカルテープって……なんですか?」状態だったわたし… サージカルテープとは、包帯、ガーゼなどを患部に固定するためのテープ。 名前は知らなかったけど、骨折した時とかにお医者さんが貼ってくれてたやつです。

松下さんは、超低出生体重児のお子さんを出産し、鼻から栄養を送るためのチューブを顔に貼ったとき、 「いちばん可愛くて写真を撮りたい時期に、顔に病気みたいな白いテープが貼られてたらやだな。せめてもうちょっと可愛いテープがあればいいのに。」 と感じたことから、デザイン入りサージカルテープの制作を始めたそうです。 (もっとちゃんと想いが詳しく書いてあるページはこちら:https://merrycare.net/?page_id=467

ミナホミとのコラボレーションデザインのサージカルテープを作ってみたいというお話を伺ったとき、すぐにやりたいなと思いました。 と言うのも、わたしは普段自分がいかにボンヤリしていてうっかり者なのかを重々わかっているので、看護師とか、運転手とか、自分のミスが直接人の生死を左右する職種は絶対にしないぞと心に決めています。(偉そうに言えることではないけど) だから昨年minahomiデザインのマスクのリクエストをたくさんいただいたときも、きっと作ったら売れるんだろうけど、私が作っていいものだろうか…と尻込みしてしまい、積極的に動けなかったことに引け目を感じていました。 それからずっとモヤモヤしていたところにこのお話があり、肌に使うものなので安全面や品質など当事者目線でこだわっている方だったので、是非一緒にやってみたいと思ったのです。

サージカルテープの制作を通して、自分が当たり前のように取り組んでいるパターンデザインにも「格差」があることがわかりました。 格差とは、あるところにはたくさん腐るほどあって、その一方でないところには全くない、ということです。 会社の中でデザイナーをしていたときにはなかなかイメージ出来なかったことでした。 もちろん市場原理があるので、求めている人が多ければ多いほど自然に資金や手間暇が投入されていくのは基本的にはいいことだと思っています。

ただ、みんなが飽き飽きして飽和状態になっても、ひたすら次々と新柄デザインを描いてエネルギーと時間を投入して、発売されては少しするとすぐ消えていってしまう状態になってしまっていることに違和感があったんです。

そこに松下さんが仰っていた言葉が響きました。

「選択肢がたくさんあるということが、選択肢がない人にとっては「豊か」だということなんです。」

単純に後者の方が喜んでもらえると思ったし、 「シンプルなデザインが好きだから模様入りはいらないよ」と思うことはあっても 「自分の良いと思う選択肢が自由に選べない方が嬉しいよ」と思う人はいないよなと。

幸い、ミナホミには70種類以上のデザインの用意があるので、選択肢を増やすことに協力することができると思いました。 そこで問題なのは、私は未熟児を産んだことがないから、そもそもサージカルテープにデザインを載せようという発想が浮かんでこないんですよね。

だからね、ミナホミではこれからも色んな人と出会い、話を聞いて、色んなことを感じたり発見したりしながらものづくりをしていきたい。

発売になったら、改めてお知らせしますね!どのデザインが選ばれたか、理由も含めて予想してみてください(難易度w) 2種類とも当てた方には非売品のスペシャルマステをプレゼントいたします 定期便でも実物をお届けしますのでお楽しみに〜♩


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